○インナーチャイルドとワンダーチャイルド
●【インナーチャイルド】
・インナーチャイルドとは、自分自身の中に存在する「内なる子供」で、失われた幼少期に本当はいるはずだった自分であり、本来の自分の姿だと言えるもので、幼少期の傷ついた心の傷(体験)が潜在意識化したものです。
・幼少期に、自分を表現することが許され、伸び伸びと過ごすことが出来た人は、家庭や社会の中で、「ありのままでよい」ことを知っていて、自分に自信がもてるので他人を受け入れることが出来ます。
・自分らしくいることを許されなかった幼少期を過ごした人は、ありのままの自分でいることはいけないことだと感じているので、本当の自分の姿や自然な感情を押さえ込んでしまい、自分に自信を持つことが出来ないし、自分がありのままでないので、当然、他人がありのままであることも許すことが出来ません。
・インナーチャイルドとの出会い(心の傷の再現)は、本来の自分を知るきっかけとして大切なものだが、辛い過去を思い出す事(感情の再体験=怒り、恐れ、悲しみ、憎しみなど)でもあり、過去を受け入れることでもあります。
●【ワンダーチャイルド】
・ワンダーチャイルドは、生まれながらの純真で自由な子供の心で、快活で明るく生き生きとした創造的な心のことです。
・自分自身の中に存在するインナーチャイルドが癒されて、幼少期の傷ついた心の傷から解放されると、本来の子供の心が持つ楽しさや前向きな姿勢、好奇心などが、問題行動や神経疾患、精神疾病などを防ぎ、自分らしい人生を歩んで行けます。
・幼少期に自分らしくいることを許されなかった事や幼少期に楽しめなかった事を、インナーチャイルドと出会い癒す事(過去を受け入れて解放する)で、ありのままの自分が人生を楽しませてくれます。
・傷ついたインナーチャイルドを癒せるのは自分自身でしかなく、自分の成長に於いても不可欠なものです。