人はなぜ悩むのか

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◎人は、なぜ悩むのか?


・理想(目的や目標)と現実とのギャップを「問題」とすると、この「問題」に有効な解決策を見いだせないか、あるいは解決策の可能性がないと認識するものが「悩み」であって、理想に向かって改善がなされ、理想へ到達できる見通しがある「問題」は「悩み」ではなくなり、解決策が見つからない「問題」が「悩み」となるのです。

・人は生きているから「問題」が生じると「悩み」を持ち、迷ったり、苦しんだりしながら解決して行く事で、人は成長して行く事が出来るし、また、世の中に「問題」を全く抱えていない人は、殆ど存在しないが、「問題」が山積みでも、「悩み」をエネルギーに変え、悩みの中から何かを学び、「問題」を処理していくことで、生きている事を実感できるし、「悩み」を「喜び」に変える事も出来るのですね。

「悩み」は、感情と理性で生きている、人間にしか持つことが出来ない特権だと思います。